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悲しいのは通じないことではなくて

私はお金をもらって通訳業務をしたことがあるので自称通訳者ですが、通訳者としての実力は一番下のレベルだと自覚しています。

それでもお客様の所期の目的を達成するお手伝いができ、お客様から感謝されました。その場の言葉だけでなく、実際に指名されて再度同じお客様からお仕事をいただけたことは私の財産です。成功体験というやつですね。その理由としてコストパフォーマンスという要因もあると思いますが、通訳として最低限の役割が果たせたからだと思います。

通訳の仕事は発言者の言っていることを理解して、もう一方の聞き手に分かる言語で伝えることです。通訳としてはよくないのですが、一度聞いただけでは100%理解できないこともあります。そんな時私は必ず発言者に聞き返したり、自分の理解であっているか確認したりします。

このことは通訳業務だけに限らず、他の業務でもよくある光景ではないでしょうか。 以前勤めていた会社で聞いた「会社員の仕事のほとんどは伝言ゲームや」という言葉は名言だと思っています。

私は「伝えたい」「わかりたい」という両者の気持ちさえあれば、たとえあまり言葉が通じなくとも大抵のことは分かり合えると信じています。問題はことばではなく、姿勢なのだと思います。

コミュニケーションにおいて私が悲しいと思うのは、「どうせ言ってもわからない」「言葉がわからないから話さない」という姿勢を二者のうちのどちらかが始めからとってしまうこと。もうひとつは「君の言いたいことはこうなのだろう」と全く違う次元の事を言われること。相手はそもそもわかろうともしていないのかもしれません。「私はわかっている。」と言いながら本当はちっともわかってなどいないのです。話せばわかるなんて幻想です。もし本当なら世の中はきっともっと平和なはずだもの。
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テーマ:ひとりごと - ジャンル:学問・文化・芸術

外国語を専攻すること

「語学はツール」という概念は英語を学び始めたときからずっと持っています。大学進学時に外国語を専攻するときにも、親や先生から「語学は専門にはならない」と言われていたし、自分でもそう思っていました。それでも外国語を専攻したのは、当時学びたいと強く思ったのは語学以外なかったからです。そして、今もその選択に後悔はありません。その代わりに、外国語を専攻するからには専攻言語の中国語と英語は絶対にマスターしようと決意しました。両親にもそう言って説得し許してもらったからです。

今になってもやっぱり外国語は専門性のあるものではないと思っています。英語は義務教育でもある程度学びますし、その他の外国語もある程度独学でも習得できます。
それでは外国語を大学で専攻するメリットは何でしょうか。

まずは外国語の習得の速さだと思います。諸説ありますが、一般的に言語習得は年齢が若い方が有利と言われています。時間と体力のある20歳前後の若い時に外国語習得に注力できるのは有利です。一般的に発音習得も速く、より正確に習得できると思います。

次に20歳前後という人生の早い段階で、特定の国やその国の人に触れられることではないでしょうか。外国語学部の学生は留学を経験することが多いためです。
本などからの知識だけでなく、肌で異文化を若い時期に感じることはその後の人生に大きな影響を及ぼすのではないかと思います。

もう一つは外国語を学ぶ環境が整っていること。私にとっては多くの専門の先生から勉強できたことがとても良かったです。例えば、中国語はたいてい初めの1か月くらいはひたすら発音練習をするのですが、発音の仕方の説明も十人十色、色々な説明を受けられてよかったと思います。中国、台湾からの留学生と交流できたことも良かったことの一つです。

それでも、もし今現役の高校生から「外国語を専攻しようか迷っている」と相談を受けたとしたら、私はおすすめしないと思います。他に何か興味のあるものを専攻し、外国語は第二外国語等で勉強したらいいのではと思います。それでもやりたい、と思うなら何か自分を納得させられる理由を見つけるといいと私は思います。そうすればきっと後悔しないはずです。



タガログ語(フィリピン語)の辞書を買いました。

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ななつことば Nanatsukotobaにタイトルを変更しました

中国語と英語と子育てのことを書こうと思い、2016年1月からこのブログを始めました。月に3回程度の更新ですが、細々と1年以上続けられています。

昨年8月からフィリピンで生活し、中国語と英語以外にもフィリピン語を始めたり、あんまり子育てのことを書いていなかったりでタイトルと内容が合っていない気がしてきたので、心機一転、タイトルを変えることにしました。

新しいタイトルは「ななつことば」です。
「Nanaの言葉」と「七つの言葉」からです。
理由は私は言葉が好きだから。書き言葉も話し言葉も外国の言葉も!手を出した外国語も七つくらいだし。そしてちょうど娘は七月生まれ。本名が隠れているのもポイントです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。これからは月に7回くらいは更新したいです。


フィリピン語でお母さんはnanay(ナナイ)。本名を正確に聞き取ってもらいにくいので、最近コーヒーショップ等ではNanaと名乗っています。


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自分の気持ちは自分の口から伝えたい

フィリピンに来て約半年、娘や自分のことで時々病院のお世話になっています。こちらでは家の近所にある日本語の通訳さんや日本人医師のいらっしゃる病院に行っています。

多少英語が自分でもわかるとは言っても、やっぱり母国語でサービスを受けられるのは本当に有難いです。体調が悪い時に外国語を使うのはしんどいですし、専門的なことはやはり日本語で確認したいからです。

そしてこれまでは自分が通訳をする立場になることが多かったのですが、通訳をしてもらう立場になって気づいたことがあります。
それは通訳って大事、有難い!と思うと同時に、通訳さんを信用していても話されている言葉がわからないと、「私の言ったことが100パーセント先生に伝わっているかしら?」という不安を少し感じてしまうことです。そして例え100パーセント意思疎通がうまく行っていたとしても、やっぱり自分の気持ちを自分で伝えたい気持ちが残ることです。

なので、いくらこれから技術が発達して翻訳や通訳を機械が担うようになっても、人間はきっと外国語を学び続けたいと思うだろうし、必要があると私は思います。自分の気持ちは自分しか伝えられないからです。

同時に、自分が通訳するときは、通訳を聞く人に不安を感じさせないように気を付けなくてはと思います。通訳の存在を感じさせないような通訳が理想。

ちなみに病院では先生が私たち患者に話すときは英語ですが、通訳さんと先生の間では英語とフィリピン語です。

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しゃべりたがり

最近気づいたのですが、私はどうも人見知りしない性質のようです。
日本でもその辺の知らない人と割とおしゃべりしていました。(関西人気質か?)
元々しゃべりたがりの上、今は英語が通じる外国にいるので、いつもおしゃべりするチャンスを虎視眈々と狙っています。お買い物中に店員さんと、とか、エレベーターで一緒になった人と、とか。
ちなみに平日日中のおしゃべり相手はだいたいドライバー。

昨日は子どもを預けて、一人でお買い物に行ったのですが、軽食スペースで同席したアメリカ人女性とフィリピン人家族とちょっとおしゃべりができました。
食べ物の話などとっても他愛無いことをほんの10分ほどお話ししただけなのですが、とても楽しかったです。こんな時英語が話せてよかったなあと思います。子どもを連れていると子どもの話になってしまうけれど、昨日はそうではなかったのでそれも良かったのかもしれない。

次はフィリピン語でおしゃべりできるようになりたい!



昨日はバレンタインデー。フィリピンでは男性が女性にお花をプレゼントするんですって。

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プロフィール

Nana

Author:Nana
語学好きだけどしゃべれないから英語コンプレックスをずっと持っていました。留学してないからしゃべれないって。

その反動で大学で中国語を専攻、交換留学生にも選ばれ、我ながら学生時代はよく勉強しました。通訳者や翻訳者に憧れつつ、まだ実力が伴わないので無理だと思い、メーカーに事務の正社員として就職。そこまでは無難な道を選んできたと思います。冒険したのは正社員を辞めたとき。

派遣社員としてずっと憧れていた翻訳者のキャリアに1歩踏み出しました。

派遣社員になるときは、ワーキングプアになって死ぬと思い込んでたけど、まだ生きてる。
結婚したときは、仕事ができなくなると思ってたけど、できた。
子どもができたときは、勉強なんてできなくなると思っていたけど、意外とできる。

英語もしゃべれるようになんてなれないと思ってたけど、ほそぼそとでも仕事で使ったり勉強したりしているうちにちょっとしゃべれてるかも!?

これまではいつもそんなの無理、という固定観念に勝手に振り回されてただけかも。ちょっとだけ頑張って踏み出したら新しい世界にいける、最近そう思っています。

今は通訳案内士試験に向けて勉強中。過去に3回も落ちているので、もう絶対受からないと思っていたのだけど、このまま試験がなくなってしまうと後悔が残ると思って4度目のチャレンジです。中国語も英語も受かりたい。

子持ちの33歳。2016年8月から夫の駐在に伴いフィリピンで暮しています。

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